あくどい結婚相談所の成婚手口

  • 2021年04月29日

以前も書いたことがあるのですが、実質的な結婚の約束がなされていないにも関わらず、ある一定期間交際をしたら強制的に成婚退会させられ高額な成婚料を支払わせるあくどい結婚相談所も存在しています。

実は、当会も先日このようなあくどい結婚相談所と直面してしまい、とても嫌な経験をしてしまいました。

これは実話です(笑)

本来は、結婚相談所間で協力し合いながらご縁を取り持ち、お互いの会員様が円満に気持ちよく成婚退会していくようにサポートするのが常識なんですね。

でも、今回の結婚相談所は違いました。

当会の男性会員様と相手側の女性会員様がお見合いをして、めでたく交際に入ったところまではよかったんです。

ところが、2人がまだ数回しか会っていない段階で仮交際を継続するか止めるか答えを出せと言ってきたんですね。

女性はすっかりその気になっているから早めに男性にも返事をさせろと・・

男性会員様のほうは、まだ仮交際で数回会ったばかりだから、まだ相手のことがよくわからないし、自分の気持ちもまだわからないとのことでした。

普通に考えればそれは当然のことですよね。

それを相手側に伝えると、唐突に「交際期間のルールは半年がリミットだから結婚が決まらなくても女性は期限内に成婚退会させる」と言ってきたわけです。

そして、当会にも「交際がどうなっていようとルールに従って期限になったら男性も成婚退会させるように」とほとんど脅しのように迫ってきたんですね。

しかし、連盟の交際期間のルールは原則的なものであって、厳格な規則でも法律でもありません。

要は、ケースバイケースで会員様がベストな状態で結婚へ結びつくのであれば、交際が半年を経過しても何も問題にしないということになっているんです。

長くなろうとも交際期間を気にすることなく2人のペースで見事に結婚が決まるケースもたくさんありますし。

本当はその時点で抗議し拒否したり、連盟に通告することも考えたのですが、ここで問題を複雑にすることで一番迷惑がかかるのは会員様ですし、せっかくの交際がダメになってしまうことも想定できたため、ここは目をつむることにしました。

たぶん、まだ先が全く読めない仮交際で先方に言われた通りに男性会員様にプレッシャーをかけていたら「それなら交際は辞退します」との結論を出したはずです。

彼のほうは、そこまで気持ちが盛り上がっていたわけではありませんでしたから・・

 

当り前ですが、会員様の意志を尊重し、会員様ファーストでサポートしていくのがまっとうな結婚相談所だと思います。

相手側ではそれを無視して、仮交際の軽い付き合いの段階から、男性に早く白黒つけさせるように、あるいはすぐに真剣交際に進ませるように強く求めてきました。

もちろんこちらでは男性会員様の報告を聞きながら相談に乗っており、そこではまだ2人の気持ちに温度差があり、男性のほうはもう少し仮交際する時間がほしいとのことでした。

実は、男性は自分の気持ちを直接お相手女性に伝えていて、2人でよく話し合い、女性も納得して交際を続けていたんです。

そのことを女性側の結婚相談所に説明すると一旦は了解するのですが、また同じことを繰り返し何度せっついてくるんです。

自分のところの大切な会員様なのにちゃんとコミュニケーションを取って、詳しく話を聞いているのかと疑問に感じることも多々ありました。

女性も「担当者は押しが強く何か言うと怖いので、あまりいろんなことは言えません」と男性に話していたようですが(笑)

しつこく何度も同じことを強要してくるので、男性会員様に相談すると「彼女のことは嫌いじゃないし、少しづつ気持ちも前に向いてきているので、真剣交際の形を取っても大丈夫です」との返事があり、一応真剣交際ということになりました。

ただ、真剣交際することになったものの、バツイチの彼は過去に苦い経験があり、同じ過ちを繰り返したくないとの思いがあったため、結婚の決断にはとても慎重だったんですね。

その事情も女性側の担当者に話しましたが、まるで何も聞いていないかのように「いつプロポーズするのか?プロポーズする日を決めろ」と迫ってきて、そして必ず「男性がプロポーズしようがしまいが遅くとも半年で成婚退会にしてもらう」とほとんど脅迫のように釘を刺すわけです。

あまりにも横暴でバカげた要求だったので、そこで拒絶してもよかったのですが、今ここで波風立てたらこのご縁はなくなってしまう懸念があり、男性会員様と電話でいろいろ相談しました。

そうしたところ、男性は「やはりまだプロポーズする気持ちは固まっていないけど、これからも真面目に交際はしていきたいし、自分でもなかなか決断できず彼女に申し訳ない気持ちがあるので、先方の意向に合わせます」と理解を示してくれたんです。

そのように先方へ伝えると、今度は「それでは男性が先に退会してください」と意味不明なことを言ってきました。

本来の成婚退会というのは、喜びを分かち合い男性と女性が歩調を合わせて一緒に退会処理をするのですが、これにはさすがに呆れましたね(笑)

これ以上何を言っても無駄な気になり、仕方なく男性会員様に了承を得て成婚退会の処理を行いました。

と言っても、従来の成婚退会ではなく、男性の優しさからくる思いやり退会というのが正解です。

恐らく、当会で女性側の結婚相談所に言われたまま男性会員様に圧力をかけ、本人の気持ちを無視して結論を急かし、成婚を強制していたら、間違いなく2人の交際はそこで終わっていたことでしょう。

そもそも当人同士でお互いの考え方や気持ちを確認し合い、今後の交際の進め方も充分話し合い、双方納得して真剣に交際していましたから、結婚相談所が余計なお節介をする必要は全くないのです。

むしろ結婚相談所の都合で交際をコントロールする行為は邪道ですし、道徳から外れた非常に嘆かわしい行動ということになります。

たとえ悪意がなく、単に成婚という結果だけに拘って深読みができなかったのだとしたら、マチュア仲人としか言えないのではないでしょうか。

当会では、今までに半年以上経過してから成婚になるケースはいくらでもありましたし、中には1年くらい交際して幸せに結婚した会員様も少なくありません。

つまり、最終的には会員様に確実に結婚してもらい、幸せになってもらうことが重要なんです。

そのためには、しっかりとご縁に繋がるまでは、いつまでも会員様に寄り添い、活動を見守りながら着実にサポートをしていくことが正統派の結婚相談所の姿なわけです。

少しくらい時間がかかろうと結果が良ければ全て良し、結果オンリーということ。

男性会員様は、女性側に合わせて成婚退会としましたが、成婚料は一切いただいていませんし、万が一うまくいかなかった場合にはいつでも活動が再開できる体制は取っています。

気の毒なのは、それなりの費用を払い結婚相談所に入会し、結婚が決まらないまま強引に退会させられ、高い成婚料まで支払うことになった彼女です。

ある意味、あくどい結婚相談所の手口にハマってしまった被害者かもしれません。

何度も言いますが、男性は正式にプロポーズしているわけではありません。

成婚退会といっても成婚はしていないのです(笑)

 

驚いたのは、偶然その結婚相談所のブログを見つけたら、この強引な顛末を堂々と書いているんですね。

しかも、まるで勝ち誇ったように、あたかも手柄を立てたかのように、自慢げにストーリーを美化して、ちゃっかり宣伝に活用しPRしていました。

もちろん一方的な成婚秘話ですし、そもそも成婚でも何でもないのです。

これで成婚率が高いと謳われても笑ってしまいますよね(笑)

交際期限を設定して、結婚が決まる決まらない関係なく強制的に成婚退会させ成婚料を徴収するあくどい結婚相談所はあるのですが、ただ、これはあくまで自社の規約の中で自社の会員様に対しての行為ですから他社が口出しする資格はありません。

でも、今回のこの結婚相談所のように、本来協力関係にあるはずの他の結婚相談所に対して、自社の考えや手口を押し付け、同調圧力をかけて強引に成婚へもっていくやり方は、かなり悪質でたちが悪いと言っていいと思います。

明らかな越権行為です。

連盟では、成婚者を一定数出した結婚相談所を「優秀結婚相談所」として表彰するわけですが、このような偽装された成婚も含まれるようになります。

ですから、どんなあくどい手口を使ってでも成婚退会扱いにしたい気持ちもわからなくもないです(笑)

しかし、まともな仲人さんなら会員様を犠牲にまでして表彰状を貰っても全く嬉しくないはずです。

自身の会員様はもとより、相手側の会員様の立場にも立って、双方の気持ちを汲み取りながら最善の方法で幸せな結婚をつくっていくのが普通の感覚なんですね。

同じ連盟に加盟し、相互理解のもと良識的に連携していく結婚相談所が多い中で、このようなケースは非常に残念でした。

たまたまですが、近々連盟の幹部の方が集まる意見交換会に参加してほしいとの要請がありましたので、今回の件を問題提起しようかとも考えています。

あくどい結婚相談所の成婚手口によって結婚の意志が固まらない状態で成婚退会させられ、案の定その後に交際が破局してしまい、泣く泣く当会で改めて入会手続きを取られる方も少なくありません。

そして必ず言われるのが「もっと慎重に結婚相談所を選んでいればよかった」ということなんですね。

今回、道半ばにして退会となってしまった2人の会員様にとったら、これからは結婚相談所のプレッシャーを受けることもなく、変な横槍を入れられることもなく、自分ちたちのペースでのびのびと交際を進めていけるのは不幸中の幸いだったかもしれません(笑)

あとは2人でしっかりと愛を育み、無事に本当の成婚に至ってくれることを祈るばかりです。

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