結婚相談所の婚活で妥協したほうがいい点

  • 2023年07月1日

結婚相談所に登録したものの、なかなか理想の人と出会うことができないというケースは確かにあります。

そうなると不安になり「妥協が必要かな」「希望条件を緩めたほうがいいかな」という思いも出てくるようです。

当然ですが、全てにおいて完璧な人というのは世の中に存在しないわけですから、完全に自分の希望に合う理想の相手

を求めているなら、結婚相談所でも残念ながら非常に困難なことになります。

その場合は、自分の理想と完全に一致していない相手も受け入れられたり、自分の希望条件の許容範囲を広げるといった

婚活が少しでも有利に働く努力が必要だと思います。

広い意味ではこれを妥協と言うのかもしれませんが、そこまでネガティブに捉えるのではなく、より自分に相応しい相手を

探すためのワンステップとしてポジティブに考えてほしいものですね。

当会でも、悪い意味で「妥協しなさい」と言うことはありません(笑)

ただし、妥協といっても絶対に譲れない条件に該当する人を受け入れると、結婚後に精神的な負担になり幸せを感じられない

可能性が高くなりますので、どうしても妥協できない部分まで我慢して妥協する必要はありません。

自分の理想と少し離れていても、許容できる部分は受け入れられるというスタンスの妥協があればベストです。

結婚相談所に入会したとしても、全ての希望条件を満たした理想の相手と結婚できたという人は、ほとんどいないんですね。

成婚に至った人は、譲れるところは譲り、何かしら妥協をしていることが多いです。

つまり、希望の細かな面を譲歩することで、結婚相談所での婚活は有利に進みますし、結婚にも近づきやすくなるわけです。

では、どこを妥協したほうが結婚に向けて有利に働くのかチェックしておきましょう。

妥協点1.相手の趣味

会員様の中には、趣味が合わないと会話が続かず交際が難しいと考えて、最初から対象外にする人もいます。

趣味嗜好が同じ相手のほうがフィーリングや価値観が合うような気がするので、できればそんな相手と出会いたいようです。

結婚相談所のお相手探しでは、趣味でフィルタリングして相手と出会うこともできますが、趣味がピッタリという人は

かなり限定されてしまいますし、いくら趣味が合ったとしても相手が趣味を重視しているとは限りません。

ですので、趣味を譲れない条件に入れると出会いそのものが少なくなり、活動が不利になってしまうんです。

ましてやマニアックな趣味が一致する相手を探していたのでは、誰とも出会えなくなると思います(笑)

趣味が合わなくても交際する中で相手と趣味を共有したり、結婚した後に共通の趣味を作ったりすることもできるわけです。

趣味が合う合わないは、自分の気持ちの持ち方次第ですぐに妥協できるのではないでしょうか。

それよりも相手の人柄や人間性を重視し、趣味以上に合う部分を見ていくことが大事なんですね。

「何か趣味が合えば嬉しい」くらいの気持ちで相手を探し、趣味が合わない場合でも相手の趣味を受け入れてあげましょう。

「こんな趣味がある人は嫌」などと変な先入観を持ってスルーすると、モッタイナイご縁になることもあります(笑)

 

妥協点2.相手の容姿

やはり誰でも見た目がタイプの人と結婚したいと思うのは当然だと思います。

どうせ誰かと結婚するなら、できればイケメンや美人とずっと一緒に生活していきたいという気持ちもよくわかります(笑)

でも、そんな容姿が魅力的な人の場合、結婚相談所に登録しなくても出会いに不自由はしないのではないでしょうか。

ですので、最初から相手の容姿に過剰な期待を持たないほうが賢明です。

容姿に多くの拘りがあると、なかなか相手が見つからず、出会いの可能性が低くなってしまいます。

もちろん「自分の好み」という観点であれば、それなりの人と出会える可能性もありますが、誰もが認める美男美女となると

簡単には現れないかもしれません。

そもそも容姿というのは、男性も女性も年齢とともに変わるものですし、本人の意識次第で変われるものでもありますので、

容姿だけにクローズアップして結婚相手を決めるのはナンセンスだと考えます。

あまりルックスが冴えなくても、身長が低くても、少しポッチャリしていても目をつむる器の大きさがほしいものです(笑)

これは妥協と言えるものではありませんが、結婚相談所を利用するなら外見より中身を尊重する姿勢で相手を探しましょう。

 

妥協点3.相手のコミュニケーション力

ネット婚活のように能動的にメッセージをやり取りしたり、自分の力だけで出会いや結婚を獲得していく必要がないのが

サポート重視の結婚相談所です。

いろいろな面で手助けしてもらいながら婚活できるのが最大のメリットになりますので、コミュニケーション力が乏しい人も

多く登録される傾向はあります。

もちろん恋愛経験のない人、異性との付き合いに慣れていない人も少なくないため、お見合いしたり、交際したりした場合、

相手のコミュニケーションに物足りなさが感じることもあると思います。

ただ、相手のコミュニケーションが下手で交際が自分の思うような形にならないというだけで、簡単に縁を切ってしまうのは

結婚対象の幅を狭めてしまい、どんどん婚活を苦しい状況にしてしまうことでしょう。

たとえコミュニケーション力が低くても、他にその人の良いところはいくらでもあるはずです。

話がつまらない、会話が続かない、気遣いが足りない、エスコートができないといったコミュニケーションのみに注視すると

相手の長所や良い面に気づきにくくなるんですね。

相手の人間性など本来の姿がわからないままご縁を潰してしまうことほど残念な結果はありません・・

コミュニケーション力は対人関係の経験によって身につくものですし、もし相手にコミュニケーション力を求めるなら、

自分のコミュニケーション力でカバーし、相手をリードしながら成長を見守ってもいいわけです。

また、コミュニケーション力は人によって差があり、その感じ方も人それですから、そこは妥協すべき点かと思います。

むしろ、コミュニケーション力が非常に高い人と結婚したら、いろいろな面で心配事が増えるかもしれません(笑)

お互いに心を許し合える関係になれば、コミュニケーション力は気にならなくなるんです。

ですので、1日も早く婚活を成功させたいと考えるなら、相手のコミュニケーション力は大目に見てほしいですね(笑)

 

以上が結婚相談所の活動で妥協すると結婚に向けて有利になる点となります。

たったこれだけの妥協でも婚活の内容は大きく変わる可能性があるんですね。

結婚相談所で活動するときにポジティブな気持ちで妥協ができると、出会いの幅が広がり、活動がスムーズに進みます。

譲れない条件まで捨てて全て妥協しなさいとは言えませんが、妥協点を決めて譲れる部分は譲る気持ちで相手を探していくと

思いのほか「内面の相性がピッタリ合う人」と巡り会うことがあるんです。

妥協という言葉を悪い意味で受け取るのではなく、「婚活を有利に進めるための戦略としてストライクゾーンを広げよう」

前向きな妥協を考えてみてください。

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