仮交際で必ずすべき大切なこと

  • 2019年11月9日

結婚相談所のお見合いから交際が成立した場合は、結婚前提の真剣交際に入る前の段階として、

仮交際という期間があります。

この仮交際中にお互い好意が芽生えると、いよいよ結婚を意識し始め真剣交際に突入することになるんです。

ですから、仮交際中にいかに2人の距離を縮め、より親密な関係性を築けるかがとてても大切な作業になります。

以前も仮交際の基本をお伝えしましたが、今回はもう少し掘り下げて心理学の見地から仮交際中にすべき大切なこと

を解説してみたいと思います。

 

★単純接触効果の利用

単純接触効果とは、「接触頻度を増やすことで、相手から好意を持ってもらいやすくなる」という効果です。

これは相手の情報に触れる回数を増やすだけでも、好感度が上がるとされています。

ですから、仮交際の方法として最も大切なのは、とにかく相手と直接「会う」回数を増やすことなんです。

単純接触効果で重要なのは、接触する時間の長さよりも頻度だといわれています。

つまり、2週間に1度だけ6時間会うよりも、毎週2時間ずつ3回会った方が高い効果が期待できるんですね。

短期的なサイクルで会う頻度を増やすことが大切なわけですから、短い時間でも毎週1回は会うことが理想的ですが、

もし2人の事情で難しい場合は、限りなく間を空けずに会うようにましょう。

もちろん週に2、3回会えれば、より恋愛感情が芽生えやすくなりますので、チャレンジしてみる価値はあります(笑)

しかし、それを何カ月も続ける必要はありません。

効果が期待できるのは初期の段階のみなので、交際1カ月程度の短期間に集中して会う機会を増やすことです。

とにかく接触することが大事なので、最初はカフェで軽く会話を交わす程度でもOKです。

 

ただし、会う頻度を上げるといっても、ただ会ってさえいればいいというわけではありません。

接触しても相手の印象に残らなければ会っていないのと同じですから、オシャレなレストランで楽しく食事をしたり、

話題のデートスポットへ行ってみたり、共通の趣味で盛り上がったりと毎回少し趣向を凝らして会うことがベストですね。

このように仮交際ではコンスタントに会っていくことが大切ですが、お互いの都合が合わずなかなか会えない場合は、

メールやLINEでのコミュニケーションも「接触」にカウントされますので、有効に活用しましょう。

しかし、接触頻度を上げたいからと、メールを1日に何通も送ったり、毎日電話をしたりするのは相手の迷惑になります。

まだ仮交際であれば、相手の様子を見ながら、送る頻度を調整したり、タイミングを見計らってコンタクトを取りましょう。

また、相手と会う回数を増やしたいからと、相手に無理を言って時間を作ってもらう必要はありません。

相手の気持ちや事情を無視して一方的に大がかりなデート計画を立てたり、強引に誘ったりという行為も控えましょう。

無理強いをすることで相手に警戒心を抱かせてしまうことになり、自分に対しネガティブな感情を持たれてしまいます。

初めは軽めのデートで接触を繰り返して好感度を上げていき、ある程度仲良くなってから1日デートの約束を取り付ければ

いいと思います。

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★返報性の原理を活用

返報性の原理の1つである「好意の返報性」は、相手に何かをしてもらったときに、自分も何か返さなければいけない

と思う心理のことです。

つまり、相手に好きという気持ちを向けると、相手からも好きという気持ちが返ってくるというものです。

知り合ったばかりの仮交際中は、お互いにまだ好意を感じるという段階ではなく、どちらかというとお互いを知る期間

という感じになり、恋愛感情が芽生えるにはまだまだ時間が必要なわけですね。

しかし、このままではなかなか交際が進展していかないのも事実なんです。

ですから、返報性の原理を利用した心理テクニックを使って、相手の好意を引き出すこともしていかなければなりません。

大切なことは、好意を持っていることを明確に伝えることです。

何度かデートをして少しでも相手に好意を感じたら、「好き」とちゃんと言葉にして相手に伝えることが非常に大切

ということ。

好きという気持ちが反射して自分に返ってきやすいのは、まだ関係性が深くないときです。

お互いによく知っている関係ではない場合、それほど強くお互いに意識していないので、軽く好きという気持ちを向けると、

好きという気持ちが返ってきやすいようです。

早い話が、「自分が好意を示すことによって相手も好意を示してくれる」という両想い状態になりやすいため、

結婚を前提とした真剣交際にも入りやすくなります。

 

でも、交際が浅いと単刀直入に「好き」と言えないかもしれませんね。

そんなときは、「○○さんの笑顔は素敵ですね!」とか「○○さんは凄く優しいですね!」などと褒めたり、

相手が何かしてくれたときに「本当に嬉しいです。ありがとうございます」というように、感謝の気持ちを伝えるところから

始めてみましょう。

褒められたり、感謝されて嫌な気持ちになる人はいませんよね。

むしろ好意を感じるのではないでしょうか。

そして、好意のある褒め言葉や感謝に嬉しくなり、その嬉しさが何度も続けば自然と好意に変わっていくわけです。

また、会話のときに相手の目をじっと見つめるとか、2人で話すときに相手のほうに少し前のめり気味に接近するとか、

ときに女性らしく甘えてみるとか、「相手に対して興味がありますよ」というポーズを示すことでも好意が伝わります。

仮交際で相手を気に入り、真剣に交際していきたいという気持ちになったら、会うたびにさりげなく好意があることを

アピールしていきましょう。

最初は様子見であまりテンションが上がっていなかった相手にも、そのうち変化が現れてくると思います。

実は、それができない照れ屋な男性も多いのですが、仮交際を脱出したいなら勇気を出して攻めるしかありません(笑)

この仮交際中にすべき大切なことを必ず実行すれば、結婚までの道のりがぐっと短くなってくるはずですよ。

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